OM-Xはどのようにして開発されたの?



OM-X の開発者、大平猪一郎博士は、四半世紀前から「乳酸菌が体の働きに良い」ことを既に見つけていました。それは、 27 年前のある出来事が、きっかけでした。

場所は、マレーシアのコタキナバル、大平博士が世界青年会議所からの要請で、 1977 年の夏、現地へ赴いていた時のことです。
当時のマレーシア自治大臣に招かれた酒宴の席で強い地酒を飲み、宴の途中で気分を悪くしていた大平博士に、地元の青年が水飴状のジュースを手渡してくれました。大平博士が半信半疑ながら、それをスプーン一杯ほど飲んだところ、数時間後にはすっかり元気を取り戻し、後に大平博士を研究に駆り立てるほどの効果がありました。

「これはいったい何なのか?」
大平博士は水飴状のジュースのサンプルを日本に持ち帰り、独自に材料や製造法の調査研究を重ね、果実と植物の発酵食品である事をつきとめました。
そして岡山大学大学院に再入学し、発酵に関する研究を始めました。
すばらしい菌が豊富に存在する東南アジアへ再び赴き、自らリサーチを開始 (1987 年レポート ) 。
様々な菌をリサーチした結果、野生の乳酸菌には、過酷な環境でも生きていく事ができるたくましさを備えた乳酸菌を確認しました( 1990 年レポート [1] ・ 1992 年レポート)。
それは、東南アジアで常食されているテンペに長年探していた最強の菌を見つけたのです。
これは、同種・同属の菌と比較した場合、タンパク質分解能力が6.25倍もあるものでした。 (1990 年レポート [2] ・ 1992 年レポート )
これがOM-Xの中心となるスーパー乳酸菌「 TH10 」です。
その後、さらに研究を続け、 1990 年 3 月、岡山大学大学院から自然科学系学術博士号が授与されました。そして大平博士の長年の研究は『東南アジア地域の伝統的発酵食品における乳酸菌の分布とその生化学的研究』で第十八回日本酪農科学会賞を受賞する事で実を結びました。


これまでに、 OM-X を通じて「世界70億の人々の健康と長寿を願う」の信念のもと、多くの国々の方々と出会ってまいりました。そして、たくさんの人々に OM-X をご利用いただき、健康に寄与するよう努力してまいりました。こうした活動が世界的に評価され、 2004 年 8 月に開発者の大平は「国際外科医師会長賞」を授与されました。さらに東南アジア地域の平和活動者に与えられる「グシ平和賞」を日本人で初めて受賞するなど、 OM-X を通じた活動が世界的に高く評価されています。