第2回 『国が考える健康的な食生活って!?』 | すずみんの健康応援宣言!

こんにちは! (株)オーエム・エックスの管理栄養士“すずみん”こと、宗 鈴美です。 桜の淡いピンクの景色から、緑の新芽が勢いよく飛び出す季節になりました! こんな清々しい季節は、いつもとは違った道を歩きたくなります。 皆さまは、この季節、普段と変えてみる何かがあったりしますか? ――――――――――――――――――――――――― ◆ 第2話 『国が考える健康的な食生活って!?』  ――――――――――――――――――――――――― ◎ 「厚労省が掲げる「食生活指針」 ◇ 内容を確認して、自分を見直そう! 昭和60年に、健康づくりのために食生活を改善しましょうと 取り組むためにできた「食生活指針」。 あなたは知っていますか? ========================= 「食生活指針」。 現在は、改訂されたものがでていますが、 この認知度、聞いたことある人をふくめても22%くらいです・・・ 少ないなぁ・・・ という私も、実は聞いたことのある中の一人で、内容まではっきりと覚えておらず。 せっかくだから、内容を書き出してみました。 <食生活指針> 1. 食事を楽しみましょう 2. 一日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを 3. 主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを 4. ごはんなどの穀類をしっかりと 5. 野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて 6. 食塩や脂肪は控えめに 7. 適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を 8. 食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も 9. 調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく 10. 自分の食生活を見直してみましょう いくつか実践していたり、気をつけていたりする内容はありましたか? そういえば、よく「1日30品目食べよう」と言われていましたけど、 この項目がなくなっていますね。 これは平成12年に改定されてから、削除されています。 飽食の時代に30品目は食べ過ぎにつながりますし、 数ではなく、バランスよく食べることが大切だということです。 そして・・・ 今の日本には1番目の「食事を楽しみましょう」が もっとも必要で大切なのかもしれないなと、個人的には思っています。 家族がそろって食卓を囲むことが困難になってしまった今。 むしろ孤食が増えている現代社会では、 家族とのコミュニケーションが希薄になっています。 食事を手段としたコミュニケーションから、 多くのことが学べ、心までをも豊かにしてくれる。 そんな機会を持てるのとそうでないとでは、人生まで変わる気がします。 美味しいものを食べると、うれしく幸せになります。 美味しいものを一緒に美味しいと言って、その気持ちを分かち合える人と一緒なら、 それは、うれしさも幸せも何倍にもなります。 食事が楽しくない=おいしくない=からだもこころも不健康・・・ 食事が楽しめる=おいしい=人生が何倍も楽しめる 食事は、美味しさよりも楽しさが大切! 一日でも多く、家族や恋人、友達など身近な人と一緒に食卓が囲めるようにしてください。 あなたの健康への道のり、応援しています! フレー!フレー!!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・●○● 【編集後記】 神奈川県を出て、岡山県で一人暮らしを始めて4カ月。 夕食の相手はテレビ。 食いしん坊の私は、なんでも美味しく食べられますが、 やっぱり身近な誰かと食べるっていいなと、一人になってからひしひしと感じています。 健康って、からだだけじゃなくて、こころも健康でなくては! 美味しいものを食べて、みんなと笑いたい! そんな気分です!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・●○●