第14回 『簡単です!野菜の目安量』 | すずみんの健康応援宣言!

こんにちは!
(株)オーエム・エックスの管理栄養士“すずみん”こと、宗 鈴美です!

蒸し蒸しと暑い日が続いていますね!
こんな時は、冷たいものが口当たり良いので欲しくなりますよね?
そうめんやアイスクリーム、ジュースなど・・・
でも、冷たいものばかり口にすると、身体が冷え、逆に疲れたり
力が湧かなかったりといった不調に繋がっていくことがあるのでご注意を!

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 ◇◆◇ 第14話 『簡単です!野菜の目安量』 ◇◆◇ 
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◎ アメリカに負けてしまっている日本人の野菜の量・・・
◇ それを打破するための、簡単な野菜の目安量をお伝えします!
 
前回のメルマガでお話したアメリカ発の「5 A Day」(ファイブ・ア・デイ)という運動。
1日に5皿以上の野菜や果物を摂りましょうというものです。
1991年にはじめた頃から、アメリカ人の野菜摂取量はどんどん伸び、
日本人の野菜の摂取量はアメリカに抜かされてしまいました。
そして今やその差は広がる一方。
この危機を打破したい!
そのために、私は小さいところから立ちあがります!!!ウォー!

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◇◆ 「食の欧米化」


今の日本は、世界各国の食材が手に入り、そしてその料理を口にすることができます。
そのため食の知識が広がりました。
また同時に、味覚だけでなくその世界の様子を感じられることで
多方面の視野が広がり、心の充実感も深まったように思います。


しかし、その食の欧米化が進んだことでもたらしたものとは・・・

多くの【健康問題】です。

肥満。メタボリックシンドローム。糖尿病。動脈硬化症。脂質異常症。などなど
今や多くの番組や雑誌で、その問題が取り上げられています。


◇◆ 病気の救世主「野菜」!


多くの健康問題に対して、救世主となるのが【野菜】です!
しかし、今やその野菜の摂取量は、アメリカよりも少なくなってしまっています!

このショッキングな事実に、宮崎県知事ではないですが、
管理栄養士の立場と、野菜と果物をこよなく愛する者としてからも
「どげんかせんといかん!」という感じです(少し古いですかね・・・苦笑)!


日本もアメリカのように「5 A Day」運動を盛んにすればいいのでは?
と思われました?
実際、このアメリカの成功例をうけて世界30カ国以上で取り入れられています。
また、日本の食品企業でも、取り入れながら活動しているところもあります。
しかし、国あげての運動は!?


日本では、厚生労働省が
「野菜は350g以上とりましょう」と謳っています。
それにならった野菜ジュースなども出て、野菜の目安となるこの量も
耳にしたことがあるのではないでしょうか。

それでも、野菜の摂取量は年々減るばかり・・・

1日5皿以上だとか、350g以上だとかが、分かりにくいのかもしれない!
もっと簡単にお伝えしなくては!
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【毎食、野菜を両手に1杯分、食べる!】

もっと簡単になりましたでしょうか。

生の状態で、両手1杯分の野菜は、約100g。
茹でた野菜は、片手にのる分。
最低この量を“毎食”食べる!!!

これならできそうでしょうか?


野菜は健康のためには欠かせないものです。
日本はどんどん健康から遠ざかっています。

是非もう一度、食べている野菜の量を確認してみてください!
そして、今すぐから、「毎食、野菜を両手に一杯分、食べる」ようにしてください!


あなたの健康への道のり、応援しています!
フレー!フレー!!!

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【編集後記】

お風呂上がりなど、汗をいっぱいかいた後の水分補給は、
冷えた水を飲んで「美味しい~!生き返る~!」と思います。
しかしその後、どうも内臓が冷えきってしまうようで、
私の翌日の朝のトイレに支障を来すようになってしまいます。
冷たいものは、喉ごしは良くても、内臓には嬉しくないのだと痛感します。
皆様も気を付けてくださいね!