第23回 『夏に傷ついたお肌をケアしよう!その2』 | すずみんの健康応援宣言!

こんにちは!
(株)オーエム・エックスの管理栄養士“すずみん”こと、宗 鈴美です!
 
20日は敬老の日です。
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日です。
身近にご高齢の方がいらっしゃったら、是非、敬愛の意を表しましょう!

私は・・・→→入院中のおばあちゃんへ!
がんばって元気になってね~~~!遠くから応援してます!
 
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  第23話 『夏に傷ついたお肌をケアしよう!その2』 
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 肌の調子はいかがですか!?
 紫外線で傷ついた肌をいたわる食事ってあるの!?

 
暑い夏の勢いは、ようやくおさまっていく気配が感じられ、
過ごしやすくなってきていますね!

ギラギラと照り続いた暑い夏に、紫外線をうけて傷ついてしまった肌を
今、しっかりとケアしたいところです。
 
前回、お伝えしきれなかった
傷ついた肌をいたわる、食事からできるサポート方法をお話します!
 
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 女性の美容の大敵・・・【しみ】!!
 
 
紫外線は、有害なものです。

紫外線を浴び過ぎると、皮膚の免疫力が低下してしまったり、
老化の原因といわれる活性酸素を作り出して、
皮膚細胞の遺伝子を傷つけたり、
皮膚がんなどをもたらしたりと、トラブルを招いていまいます・・・

しかし!

やっぱり、私たちの体の中には、こうした紫外線を吸収して、
体を守る働きをするものがあります。
   ↓
それが、「メラニン色素」。

表皮のいちばん下の基底層というといころにある色素細胞メラノサイトが、
日光にあたると活性化されて、メラニン色素をつくります。
このメラニン色素が、紫外線を吸収して体内組織を守っているのです。

日光にあたってメラニン色素が作り出されて表皮全体に行きわたると、
肌の色が黒くなります。

そして、このメラニン色素が残って沈着すると・・・
悩ましい【しみ】になるのです!


 紫外線をうけた後に、肌をケアするための食事ってあるの!?


紫外線によって、私たちの肌は、
皮膚の内側と外側の両方にダメージを受けます。
ですので、代謝を高めて皮膚の新陳代謝を促す食事を心がけましょう!

また、紫外線によって増加してしまう活性酸素の対策として、
抗酸化作用のある栄養成分をとりましょう!


と言われても・・・っていうことですが。


こういった目的にあった栄養素は、
【ビタミンC】【ビタミンE】【β-カロテン】【ポリフェノール】【ビオチン】です!!


どんな食材があるかと言うと・・・
   ↓  ↓  ↓
  ● 【ビタミンC】・・・ブロッコリーや赤ピーマン、柿やオレンジなどの野菜や果物
  ● 【ビタミンE】・・・キングサーモンやウナギ、植物油など
  ● 【β-カロテン】・・・モロヘイヤ、にんじん、かぼちゃなど
  ● 【ポリフェノール】・・・植物性食品に多く含まれます
  ● 【ビオチン】・・・お肉やお魚、豆やナッツ類など

こうやって見ると、特に、野菜や果物をしっかりとることが大事なのですね!

野菜の目安量、覚えていますか!?
1日350gですよ!
そのくらい食べないと、肌ケアにもならないということで、
しっかり食べていきましょう!


 できちゃった【しみ】は、どうしたらいいの!?


さっきもお話したとおり、
【しみ】の原因は、メラニン色素!

ですから、メラニンの生成を抑えて、メラニン色素を還元する栄養素を
摂ることが大事になります。
   ↓
それが、【ビタミンC】!

そして、細胞の再生や成長を促す働きのある栄養素も大事!
   ↓
それが、【ビタミンB2】!
   ↓
ビタミンB2は、レバーやウナギ、サバ、牛乳に多く含まれています。
肌の新陳代謝を高めて、メラニン色素を排泄してくれる栄養素です!

ステキ!!!
今日の食事に、取り入れてみてはいかがでしょうか?


あなたの健康への道のり、応援しています!
フレー!フレー!!!

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【編集後記】

私は、日光に当たるとすぐに黒くなってしまうタイプです。
大学生の時でも、日焼け止めクリームなんて塗らずに
外でテニスをガンガンしていました。
ですから、真っ黒!

今は、そのツケで、しみが多い・・・涙。
健康第一!ですが、やっぱり「女」ですから、“美”も気になります。

今日も野菜をしっかり食べて、しみ対策します!