第2回「『酵素』の正しい知識をお伝えしたい!」 | オーエム・エックス博士の知恵袋


こんにちは
オーエム・エックスの社長をしております、高畑 宗明です。

まだまだ新米博士の私ですが、
「最新の科学」や「発酵や乳酸菌」などの情報を
分かりやすくお伝えします。

『OM-X』とともに、みなさまにたくさんのお役立ち情報を
提供していきたいと思います!

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 第2回 『「酵素」の正しい知識をお伝えしたい!』
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みなさん、「酵素」という言葉は知っていますよね!?

ご愛用いただいている『OM-X』も、
「酵素」だから飲んでいるという方も多いはず。

でも、「酵素って体に良さそう」とは思ってはいても、
実は難しくて良くわからない方が多いのではないでしょうか?


 「酵素」は大きく分けると2種類に分類されます。


一つ目は「消化酵素」です。
「消化酵素」は、字のごとく
食べた物を消化するための酵素です。
ただし、「消化酵素」の中にもたくさんの種類があります。
例えば、以下の通りです。

アミラーゼ:デンプンを分解する酵素
リパーゼ:脂質を分解する酵素
プロテアーゼ:タンパク質やペプチドを分解する酵素

二つ目の種類は「代謝酵素」です。
代謝酵素は、私たちの体を動かすための酵素です。
つまり、生命活動を維持するために必須の酵素なのです。

例えば、毒素を解毒する酵素や
傷付いた細胞やDNAを修復する酵素、
免疫細胞を作る酵素や
皮膚や筋肉を作る酵素 などなど。

その数はよく数千種類と言われますが、
私はもっともっと多いのではないかと推測しています。

しかし、絶対勘違いしてはいけないことがあります。
それは、「食材由来の酵素」を外から摂っても
体の「酵素」にはならない! ということです。


 「酵素力」アップには「材料」を摂ることが大切!


「酵素」は実はタンパク質なのです。
最近、体の酵素を補うために「生の食材」から
酵素を補いましょうと言われますよね。

でも、「酵素」=「タンパク質」なので、
食材から「酵素」を補っても、体の中で分解されてしまいます。

それでは、どのようにして私たちは
体の「酵素」を補えば良いのでしょうか?

「酵素(=タンパク質)」は、アミノ酸が
数10個〜数100個つながって作られています。
体の中には何千、何万種類といった「酵素」がありますが、
それぞれに必要なアミノ酸の種類や数は異なります。

そして、「酵素」がきちんと働くためには、
ビタミンやミネラルが必要です。
このビタミンやミネラルを「補酵素」と呼んでいます。
そして、この「補酵素」も「酵素」の種類によって
必要なものが異なるのです。

私たちの体の「酵素」は、体の中でしか
作られることはありません。

要するに、「酵素」を補うためには、
色々なアミノ酸やビタミン、ミネラルなどの「材料」を
食事から摂取することが不可欠なのです。

1日に最低30品目食べましょうと言われるのは、
実は「酵素」の材料を補うために
理想的なことなのです。

ただし、食材を「加熱」すると、
熱に弱いビタミンなどが壊れてしまいます。
また、タンパク質も熱を加えると
分解されにくくなってしまいます。

つまり、「生の食材」から「酵素」を直接補うのではなく、
バランスの取れた食材から「酵素」の「材料」となる
多種類の栄養素を毎日摂ることが
体の「酵素」を補う上で必要なことなのです。


 『OM-X』で「酵素」の材料を補いましょう!


私どもの発酵食品『OM-X』は、
最大92種類の食材を12種類の乳酸菌の力で、
3年〜5年もかけて発酵させています。

日々の食事から、バランスよく
何十品目も食べるのは難しいですよね。

でも『OM-X』なら、豊富な食材から
バランス良く「酵素」の「材料」となる
アミノ酸やビタミン、ミネラル、糖類を、
加熱することなく摂ることができるのです。

体の外で事前に分解されているため、
体が「消化酵素」を使って食材を分解する
負担を減らすことにも繋がります。

そして、次回は体や『OM-X』の「酵素」を語る上で
大切な『腸内細菌』や『善玉菌』が作る
「酵素」についてお話したいと思います。

この微生物が作る「酵素」が、
『OM-X』の“生酵素”に繋がるのです。

ぜひ、次回のお話も楽しみに待っていてください!