こんにちは!
オーエム・エックスの管理栄養士のすずみんです!
11月23日は勤労感謝の日ですね!
「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」
と定められた日。
いつも一生懸命働いているご家族や隣人、
お友達やそしてご自身を
ぜひ労って、感謝し合い、ご褒美をあげてくださいね!
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第53話 『必見!PMSを解消するには?』
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女性の約8割が悩んでいる月経前症候群「PMS」。
必見!PMSを解消しよう!
多くの女性が抱えているPMS。
さまざまな症状がありますが、
少しでも和らげることができれば前向きになれるはず!
考えられる解決策を挙げるので、
出来るものから取り入れてみてくださいね!
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月経前症候群「PMS」とは!?
PMSとは、月経前に3~10日の間続く
さまざまな体調の変化のこと。
200~300もの症状があると言われ、
人によってその度合いはバラバラです。
例えば・・・
【心の症状】として、イライラする、憂うつになる、
集中力がなくなる、怒りっぽくなる、興奮する等や、
【身体の症状】として、顔や手足のむくみ、肌荒れ、にきび、
疲れやすい、便秘や下痢、不眠、眠気、頭痛等
が挙げられます。
そして、月経がはじまると自然に症状が消えたり、軽くなるのが特徴。
現在のところ、PMSの原因ははっきり分かっていません。
女性ホルモンの影響や脳内物質の低下、食生活などが
相互に、複雑に、関与していていると言われています。
また、ストレスや緊張、疲労が積み重なったり、
環境の変化や几帳面な性格なども
症状を強くしてしまう場合があります。
まずは、自分の体を知ろう!
PMSがあると、自分が辛いだけでなく、
家族や職場の人、友達にも影響を与えてしまうこともあります。
分かっていてもコントロールが上手くいかないのが
このPMSのやっかいなところ。
少しでも症状を軽くするために、
いつ頃から始まって、どんな症状が出やすいのかを
自分自身のことを知ることで、気持ちが楽になることがあります。
まずは、自分の体を知りましょう!
↓
知るためには ⇒ 「記録をとること」です!
↓
記録の内容とは・・・
■ 基礎体温
→ 月経の周期を知ることができます。
■ PMSの症状
→ 心や体の状態や、その程度(強さ)を表してみましょう。
■ 症状が出た時のメモ
→ 睡眠状態や天候、活動状態や内服内容など、
健康に関する出来事や気付いた事を記入しましょう。
日記のように習慣化して記録できるといいですね!
自分の体や心の声を聞いて感じた事には、
あまり反発や抵抗をしないようにしてくださいね!
まずは、自分を知って、受け入れることが大切です。
生活習慣を見直して、PMSを遠ざけよう!
PMSは、生活習慣からも大きく影響を受けます。
ですから、規則正しい健康的な生活を心がけることで
大きく変わる場合があります。
ひとつずつ、改善策を見ていきましょう!
まずは・・・【食事】!
■朝食を抜かず、1日3回、バランスのよい食事を!
■体の調子を整えるビタミン、ミネラルをしっかりと!
玄米を主食に変えてみる、動物性の食材も植物性の食材も
どちらも大切ですので偏らないように食べる、など
■飲酒や甘いものを控えましょう!
次は・・・【運動】!
■体を動かして、自律神経を整えよう!
体を内側から温め、血流を良くしましょう。
ウォーキングやストレッチ、ヨガなどがおすすめです。
続いて・・・【休養】!
■睡眠時間を整えて、生活リズムを一定にしましょう!
■入浴やマッサージ、アロマ、音楽など、
気持ちが安らぐお好きなものをとり入れましょう!
最後に・・・【脱ストレス】!
■自分にプレッシャーをかけず、無理をしないこと!
楽しい事をイメージして、笑って過ごしましょう!
■好きなことだけをする時間を持って、心にも栄養をとり入れましょう!
とは言え、何も手を付けられないほど辛い時もあるはずです。
そんな時は無理をせず、婦人科を受診してくださいね!
あなたの健康への道のり、応援しています!
フレー!フレー!!!
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【編集後記】
私も体の記録をとっています。
1年半くらいになりますでしょうか。
基礎体温、体重、体脂肪、お通じ状況、ときどき血圧。
記録しているだけで満足している部分もありますが、
毎日続けていると、その日の体調で、測定前でも
かなり正確に体温や体重は分かるようになりました。
また、自分にとっての調子がよい状態が把握できると、
目指す体調が分かり、それによって
その日の活動内容や、ご飯の献立も出来上がることがあります。
記録するのは初めは面倒ですが、今では結構楽しんでいます!