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こんにちは!
いつも弊社のメルマガを読んでいただき、ありがとうございます。
オーエム・エックスの社長の高畑宗明(農学博士)です。

これまで私が担当している回では、主に乳酸菌や腸内細菌についてお伝えして
きました。今回は少し趣旨を変えて、「油脂」についてお話させていただきたいと
思います。「油」と聞くと、「太りそう!」と感じる方も多いでしょうが、私たちの体の
中では必要不可欠な成分です。油脂について理解を深め、適切な摂取量や摂
り方を把握しておけば、より健康で若々しく生活することができるのです。

「油脂」は栄養素の名前としては「脂肪酸」として私たちは摂取しています。この
脂肪酸にも色々な種類があり、ある種類ばかりを過度に摂取すると、体に炎症反
応を起こしたり様々な病気のリスクを増加させてしまいます。一方でバランス良く
摂取すると、炎症反応を抑えて健康的な生活を送ることができます。それでは、
「脂肪酸」の種類や摂取バランスについて見ていきましょう。

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 第14回 『オメガ3、オメガ6系必須脂肪酸って何!?』
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 飽和脂肪酸は単なる悪者ではない!


私たちにとって「脂質」は五大栄養素にも含まれる必須の栄養素です。その脂質
を作っている成分が「脂肪酸」です。脂肪酸は体の中で適切に変換され、体のエ
ネルギー源となるとともに、細胞膜の成分やホルモンなどの材料になります。摂
取量が不足すると、発達障害や皮膚炎の原因となります。また、ビタミンの中でも
油に溶けやすいビタミンA、D、E、Kなどの脂溶性ビタミンの吸収を促進する作
用もあります。

この脂肪酸には「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」があります。飽和脂肪酸は動
物性の脂肪に多く含まれ、常温では個体です。一般的に、飽和脂肪酸は悪者
扱いをされますが、実は私たちにとって大切なカロリー源であり、飽和脂肪酸の
一種であるステアリン酸はHDLコレステロールを増やす働きがあることも分かっ
ています。一方、ある種の飽和脂肪酸の過剰摂取によってはコレステロール値
の上昇につながる恐れもあります。そのため飽和脂肪酸の過剰摂取を控えるよう
に推奨されています。

この飽和脂肪酸の中で、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸などは腸内細
菌によって合成されます。これらの短鎖脂肪酸は、体のエネルギー源となります。
みなさんご存知の乳酸菌やビフィズス菌は「乳酸」を合成しますが、この乳酸は
他の腸内細菌によって酢酸や酪酸に変換されて吸収されています。また、「有機
酸」と呼ばれるこれらの短鎖脂肪酸は、腸内の悪玉菌増殖抑制作用も果たしま
す。最近の研究では、腸内細菌によって合成される短鎖脂肪酸が、交感神経や
副交感神経といった神経系を調整する働きをすることも報告されています。短鎖
脂肪酸の恩恵を受けるためには、腸内細菌のバランス改善が重要となります。

また、飽和脂肪酸には他にステアリン酸、パルミチン酸、ラウリン酸などがありま
す。これらの飽和脂肪酸は、体にとって必要ですが、過剰摂取によって血清総コ
レステロール濃度が上昇することが報告されています。また虚血性心疾患のリス
クも増加すると言われています。そのため、飽和脂肪酸が多く含まれる動物性脂
肪の過剰摂取を控えなくてはなりません。

<脂肪酸の分類>
脂肪酸-飽和脂肪酸-有機酸⇒エネルギー源、神経調節、悪玉菌
-パルミチン酸など⇒過剰摂取に注意
-不飽和脂肪酸(次章参照)


 多価不飽和脂肪酸についての理解が重要!


一方、「不飽和脂肪酸」には2種類のタイプが存在します。1つは「一価不飽和
脂肪酸」です。オレイン酸など、二重結合を脂肪酸の構造上に一カ所のみ持ち、
私たちの体内で合成できるタイプを指します。そしてもう1つは「多価不飽和脂
肪酸」です。リノール酸、α-リノレン酸、γリノレン酸、EPA、DHAなど、二重結
合を構造上に二カ所以上持ち、私たちの体の中で合成できないタイプの不飽和
脂肪酸です。そのため、多価不飽和脂肪酸に含まれる脂肪酸を「必須脂肪酸」
と呼んでいます。今回は、この必須脂肪酸である多価不飽和脂肪酸について詳
細を見ていきましょう。

多価不飽和脂肪酸の中にも、大きく分けてオメガ3系とオメガ6系が存在します。
「3」や「6」という数字は、脂肪酸の構造のオメガ(n)末端から何番目に最初の二
重結合が現れるかによって決められています。「オメガ」と呼ばれたり「n(エヌ)」と
呼ばれたりしますが、これは化学者、生理学者それぞれの呼び方が違うだけで
あって、同じことを指しています。このメルマガでは「オメガ」を使ってご説明いた
します。二重結合の位置などの説明は難しくなりますので、まずは「必須脂肪酸
にも2種類の系統がある」ということをご理解いただければと思います。

オメガ3系脂肪酸の代表例はα(アルファ)リノレン酸、EPA、DHAがあります。
EPAはエイコサペンタエン酸の略称、DHAはドコサヘキサエン酸の略称です。
一方オメガ6系脂肪酸にはリノール酸、γ(ガンマ)リノレン酸、アラキドン酸が含
まれます。オメガ3系のαリノレン酸、オメガ6系のリノール酸は体の中で合成
出来ないため必須脂肪酸と呼ばれます。また、EPA、DHA、γリノレン酸なども、
うまく合成出来ない人が多く、広義の必須脂肪酸に含まれます。食事から摂取
する場合、オメガ3系とオメガ6系の理想的な摂取バランスは1:1~1:5程度で
す。しかし、近年の食事内容はオメガ6系脂肪酸の過剰摂取が問題視されてお
り、そのバランスは1:20以上になっていると言われます。このバランス異常が炎
症反応などに深く関わっています。


 オメガ3、オメガ6必須脂肪酸の代謝を理解しよう!


次に、必須脂肪酸が体内でどのように変換されるかを見ていきましょう。まず、オ
メガ3系脂肪酸はαリノレン酸の摂取から始まります。αリノレン酸は酵素反応
によってステアリドン酸に変換されます。ステアリドン酸はエイコサテトラエン酸を
経てEPA(エイコサペンタエン酸)になります。そして、EPAからDHA(ドコサヘ
キサエン酸)が合成されます。一方、オメガ6系脂肪酸はリノール酸を出発物質
としています。リノール酸はγリノレン酸に変換され、ジホモγリノレン酸を経て
アラキドン酸に変換されます。ただし、アラキドン酸は肉類に多く含まれて直接摂
取されるため、ジホモγリノレン酸からアラキドン酸への変換はそれほど多くな
いと考えられています。

<オメガ3系脂肪酸>
αリノレン酸 → ステアリドン酸 → EPA → DHA(一部省略)
<オメガ6系脂肪酸>
リノール酸 → γリノレン酸 → ジホモγリノレン酸 → アラキドン酸

αリノレン酸からステアリドン酸への変換と、リノール酸からγリノレン酸への変
換は、どちらもデルタ6-デサツラーゼという共通の酵素によって行われます。そ
のため、オメガ6系のリノール酸を過剰に摂取すると、オメガ3系のαリノレン
酸からの変換が抑制されてしまいます。この経路図の中で、EPA、ジホモγリノ
レン酸、アラキドン酸からはそれぞれ「プロスタグランジン」という物質が作られま
す。このプロスタグランジンについてもう少し見てみましょう。

プロスタグランジンとは、必須脂肪酸のうちDHA、ジホモγリノレン酸、アラキド
ン酸から作られる、ホルモンの様な働きをする物質のことです。このプロスタグラ
ンジンにも善玉と悪玉が存在しています。オメガ3系のEPAからはプロスタグラ
ンジンE3が、オメガ6系のジホモγリノレン酸からはプロスタグランジンE1が
合成されます。この2つは「善玉プロスタグランジン」として、抗炎症作用などの
働きをします。一方、過剰なアラキドン酸からはプロスタグランジンE2という「悪
玉プロスタグランジン」が合成されます。アラキドン酸自体は細胞膜の構成成分
であり、人体にとって必須の役割を果たしています。しかし、プロスタグランジン
E2が過剰に作られると、動脈硬化や心臓病、脳卒中などのリスク増加に繋がりま
す。善玉プロスタグランジンを優先的に作ることで、いかに悪玉プロスタグランジ
ン合成を抑えるかが大切になります。

そのためには、摂取する脂質のバランスを改善しなくてはなりません。まず大切
なことは、過剰な肉類摂取を控えてアラキドン酸の直接的な摂取量を減らすこと
です。そうすることでプロスタグランジンE2の合成量を減らすことができます。ま
た、もう一つの方法はオメガ3系脂肪酸の摂取量を増やす事です。食事からα
リノレン酸、DHA、EPAの摂取量を増やす事が重要です。ただし、食生活の内
容や生まれつきの体質によっては、オメガ3とオメガ6のどちらの必須脂肪酸が
必要であるかが違ってきます。次回は臨床研究データを交えながら、その内容
についてお伝えいたします。



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