第64回 『たんぱく質はどのくらい必要なの?』 | すずみんの健康応援宣言!

こんにちは!
オーエム・エックス楽天市場店の管理栄養士のすずみんです。

大型連休はいかがでしたか?
どんなふうに過ごされましたか。
すずみんは実家でのんびり過ごしましたが、
国内、海外へと出かけられた方も多いと思います。
良い時間が過ごせて、気分がリフレッシュできたならベストです♪

さて、すずみんは、弊社社長の高畑と一緒に、4月30日(月)
サッカーチームのFC大阪様が運営しているUSTREAM番組に出演しました!
すずみんは、4月4日にFC大阪の選手のみなさまに
食育セミナーをした際に実施した
「栄養カルテ問診票(定期購入のお客さまに実施しています)」の
結果を踏まえ、お食事のお話をさせていただきました。
社長の高畑は、「腸内細菌と栄養とスポーツについて」の講義を行いました。
この内容は、スポーツニッポン様でもご紹介いただきました♪

この番組は期間限定でご覧いただけます.。
下記URLをクリックして、ぜひチェックしてください☆
 ↓ ↓ ↓
http://www.om-x.co.jp/web/news/20120501/


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 第64話 『たんぱく質はどのくらい必要なの?』 
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 たんぱく質は、ギリシャ語で「第一のもの」
 過剰も不足もいけないので、目安量を知りましょう!

私たちの体では、新陳代謝によって
たんぱく質の合成と分解が行われています。
体をしっかりと維持していくためには、
分解したものと同じ量を新しく合成することが必要です。

たんぱく質は、別の栄養素から作り出すことができない
必須の栄養素ですので、食事からしっかりと補う必要があります。

今日は、私たちが必要なたんぱく質の量について確認していきましょう!

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 たんぱく質が不足すると新陳代謝がおとろえる


筋肉や皮膚、内臓や髪の毛、爪などの体を構成するものや、
酵素や神経伝達物質、免疫抗体などの体の働きを調整する
大切な役割を持つ多くのものを担っているのが、実はたんぱく質なんです。
また、エネルギーが足りなくなった場合にも、
たんぱく質がエネルギー源となって利用されます。

このようにたんぱく質は大切な栄養素ですから、
不足すると大変なことになります。
  ↓  
■細胞の生まれ変わりが出来なくなって新陳代謝がおとろえる
■体の調節機能がうまく働かなくなってしまう

不測の事態が起こった時には、
たんぱく質は、優先的に細胞づくりに利用されます。
そのため、免疫機能に使われる分が減ってしまって、
抵抗力も低下してしまいます。


 たんぱく質の過剰は、腎臓に負担をかける


厚生労働省が示すたんぱく質の必要量(成人:推奨量)は
以下の通りです。
  ↓
■男性:60g
■女性:50g

・・・・・・どのくらい!?って思いました?

そうなんです。難しいですよね。

食事を大きく分けると、
[1]主食、[2]主菜、[3]副菜に分けられます。

[1]主食は、ご飯やパン、めん類が当てはまり、
[2]主菜は、食事のメインディッシュで、
肉、魚、卵、豆腐・大豆製品が当てはまります。
[3]副菜は、野菜料理が当てはまります。

この3つのお皿を、毎食そろえて食べることが
バランスの良い食事の基本となりますが、
この3つのどこにでも、たんぱく質は含まれています。
ただし、どこに一番多く含まれるかと言うと・・・
  ↓
[2]主菜です。
ですから、この[2]主菜の、肉、魚、卵、豆腐・大豆製品の量に
注目することで、たんぱく質の適量が把握しやすくなるのです。

では、簡単な目安量の把握方法をお伝えします♪
  ↓
  ↓
肉100g、魚1切れ、卵1個、豆腐1/2丁や納豆1パックのそれぞれを
1品の量と考えます。
  ↓
そして、この1品の量を
■男性は1日に4~5品
■女性は1日に3~4品 が適量です。

いかがでしょうか?
イメージできましたでしょうか?


 腎臓が心配な方は、医師と相談を


上記の量は、あくまでも健康維持のための一般的な量の目安です。
みなさま一人一人に合う量は、
体格や生活状況によっても変わってきます。
腎臓を患っていらっしゃる方は、腎臓に負担をかけないように
たんぱく質の量を調整する必要がありますし、
アスリートのように体を駆使されている方は、
もっと召し上がる必要があります。
気になる方は、かかりつけの病院などでご確認ください。

とは言え、これまでお客さまからお答えいただいた
弊社オリジナルの健康ツール「腸タイプ診断」から見る
お食事の傾向からは、多くのお客さまに
たんぱく質の摂取不足がうかがえます。

ぜひ、これを機にたんぱく質の量を確認してみてください。
ご参考いただけたら幸いです。


あなたの健康への道のり、応援しています!
フレー!フレー!!!

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【編集後記】

毎食、たんぱく質を多く含む肉、魚、卵、豆腐・大豆食品を
取り入れることが大切です。
私は、毎日必ず摂っていますよ。
特に好きで欠かせないのは“納豆”です!
私の体は、納豆で出来ている?かもしれません。笑