こんにちは☆
オーエム・エックスの管理栄養士のすずみんです。
今日はホワイトデーですね☆
バレンタインのお返しをする日ですが、
この習慣は日本や韓国、台湾などの東アジア特有のもので
欧米では見られません。
バレンタインにチョコレートなどをもらった方。
今日はお返しに加えて、
普段言えない感謝の言葉も、大切な人に伝えられたら良いですね♪
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
第84話 『なんとなく不調？を吹き飛ばすミネラル』
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
「肩が重い」「疲れが抜けない・・・」といったなんとなくの不調
体のメンテナンスに必要なミネラル不足が一因！？
仕事や家事などから積み重なった疲れは、
毎日の快適さを奪ってしまいます。
「いっぱい寝たのに眠い・・・」「仕事の能率が上がらない・・・」
といった経験は、どなたにでもあるのではないでしょうか。
そんななんとなく不調といった状態は
体のメンテナンスが上手く出来ていないからかもしれません。
そこで大切なのが ⇒ ミネラル！
不調を吹き飛ばすために、ミネラルの役割を確認しましょう☆
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
私たちは元素でできた塊
物質を構成する基本の単位に「元素」があります。
自然界には100種類以上の元素がありますが、
私たちの体を作っている96％は
酸素O、炭素C、水素H、窒素Nの4つで占められています。
この4つの元素を主要元素と言い、残りの4％にあたる元素を
栄養学で「ミネラル」（無機質）と呼んでいます。
この4％の元素のうち、私たちの体に不可欠なミネラルを
「必須ミネラル」と呼びます。
この「必須ミネラル」は16種類あり、
食べものから補わなければいけない大切な栄養素です。
ミネラルの種類と働きって！？
1日の摂取量が100mg以上になるミネラルを
主要ミネラル（macrominerals）と言い、
それ未満のミネラルを微量ミネラル（microminerals）と言います。
主要ミネラルには、ナトリウム、カルシウム、リン、
硫黄、塩素、カリウム、マグネシウムの7種類があります。
また微量ミネラルには、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、
セレン、モリブデン、コバルト、クロムの9種類があります。
そして、これらのミネラルは、
体内のどの場所にあるかによって
細胞内ミネラル、細胞外ミネラル、骨ミネラルに分類されて
それぞれの重要な役割を担っています。
ミネラルの主な働きをまとめると、
■骨や歯などの体の構成成分になる
■体液に溶けてｐHや浸透圧を調整する
■酵素の構成成分になる
■神経・筋肉の興奮を調節する などが挙げられます。
大切な働きをしているミネラルは、
私たちの体の中で作り出すことができません。
そのため食事から摂らなければいけないのです。
ミネラルの不足や摂り過ぎはどうなるの！？
私たちの体に不可欠なミネラルが不足すると、
例えば、鉄なら鉄欠乏性貧血、カルシウムなら骨粗しょう症、
ヨウ素なら甲状腺腫といった、さまざまな病気の原因となります。
また、酵素が上手く働かなくて、
疲れや肌荒れなどの不調の原因を招いてしまいます。
不足による不調が気になる一方、
実はミネラルの適量の範囲は狭く、
摂り過ぎによる過剰症もあわせ持っています。
例えば、微量ミネラルである鉄や亜鉛などを摂り過ぎると
吐き気やおう吐、めまいなどの中毒を起こしてしまいます。
もちろんミネラルの種類によって適量の範囲は変わりますので、
詳しくは次回からのメルマガでお話していきますね☆
美や健康に欠かせないミネラル。
次回からもぜひお見逃しなく♪
余談ですが・・・
私たちの汗や血液をなめるとしょっぱい味がしますよね。
このしょっぱさが、海水のように感じませんか？
じつは、私たちの体液のミネラルバランスは、
海水のミネラルバランスとよく似ています。
このことから、生物の生命の起源は海にあって、
長い進化の過程において、
私たち人間を含めた生物の生命を生み出す活動に
海水中のミネラルを上手く利用してきたと言えます。
私たちの生命は、まさに海から誕生したのです☆
神秘的。
あなたの神秘的なお体の健康への道のり、応援しています♪
フレー！フレー！！！
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝■□■
【編集後記】
仕事柄、ミネラル（無機質）が大切だと言っていますが、
ミネラルの種類によって、大切さの中身が異なります。
次回からミネラルを種類別にお話していきますので、
少しずつお勉強して、健康管理にお役立ていただけたら幸いです。
引き続き、お楽しみくださーい☆
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝■□■