肌や腸内環境を整える油脂を積極的に摂ろう(中編)| オーエム・エックス博士の知恵袋


 今回のテーマ

『肌や腸内環境を整える油脂を積極的に摂ろう』


こんにちは!
オーエム・エックスの社長 高畑宗明(農学博士)です。
いつもメルマガをお読みいただき、ありがとうございます。

 今週のメルマガトピックス

・『肌や腸内環境を整える油脂を積極的に摂ろう』


前回もご案内差し上げましたが、2月19日(木)に私の名義で書籍が販売開始となります。
タイトルは『「腸内酵素力」で、ボケもがんも寄りつかない』です。世の中に出回る「酵素」のウソ・ホントの情報から、腸内細菌が作り出す多彩な酵素の力についてまで、情報満載の一冊になっています。

まだ書いた私自身も実感がありませんが、Amazonで予約中という内容を目にすると、なんだか気恥ずかしいような気持ちになります。興味を持っていただける方は、ぜひ以下のリンクをご参照いただき、ご一読いただけますと幸いです!

「腸内酵素力」で、ボケもがんも寄りつかない (講談社+α新書)
高畑 宗明 (著) 2015年2月19日(木)発売予定
907円(税込)送料無料
ご購入はこちら(amazon.co.jpへリンクします)
http://www.amazon.co.jp/dp/4062728745/


今回も引き続き書籍の中から、油脂と腸の関係についてお届けいたします。

『肌や腸内環境を整える油脂を積極的に摂ろう』


 

炎症を抑えるオメガ3系脂肪酸を積極的に摂取しましょう


前回は、欧米化された食生活においてオメガ6系脂肪酸が過剰となり、炎症や肌荒れの原因になることをお届けしました。
実は、油脂の中には反対に炎症を抑えるタイプがあります。この油脂はオメガ3系脂肪酸と呼ばれています。
オメガ3系脂肪酸には、植物性のα-リノレン酸や、動物性のEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)があります。オメガ3系脂肪酸には数多くの研究実績があり、血圧やLDL(悪玉)コレステロールの低下、血栓の危険性の低下、抗炎症作用などの働きをします。

厚生労働省が発表した2010年度版「日本人の食事摂取基準」によると、1日あたりのオメガ3系脂肪酸摂取量は、約2gが推奨されています。オメガ3系とオメガ6系の理想的な摂取比率は1対2~4とされていますが、現代の食生活ではその比率が1対10以上ともいわれ、明らかなオメガ6系脂肪酸の過剰摂取となっているのです。

 

オメガ3系脂肪酸を効果的においしく食べよう


オメガ3系脂肪酸の中でもα-リノレン酸は、亜麻仁油、しそ油などに多く含まれます。1日に小さじ1杯程度の摂取でも効果的です。また、EPAやDHAは、いわし、さばなどの青魚、サーモンの魚油などに多く含まれます。
目安としては週に2~3回程度、魚を食べるようにするといいでしょう。オメガ3系脂肪酸は酸化しやすい性質があるため、高温での加熱や直射日光を避け、長時間空気にさらさないことが大切です。サプリメントで摂取するという手もあります。

亜麻仁油などは、サラダや納豆にかけるなど、ドレッシング的な使い方もおすすめです。魚は刺身が望ましいですが、水煮などの缶詰も上手に使いましょう。密閉してから熱する製造方法のおかげで、EPAやDHAもしっかり残っています。
私も、青魚を使った和食を積極的に取り入れていますし、亜麻仁油のサプリメントも毎日摂取しています。ぜひ参考にしていただき、体に大切な働きをするオメガ3系脂肪酸生活を始めましょう。

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