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| 今回のテーマ |
『【女性必読】危険がいっぱい！「やせ」に潜むリスクとは!?』 |
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| こんにちは☆ オーエム・エックスの管理栄養士のすずみんです。 いつもメルマガをお読みいただき、ありがとうございます♪ |
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| 今週のメルマガトピックス |
・『【女性必読】危険がいっぱい！「やせ」に潜むリスクとは!?』 |
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| 私は今、スポーツ栄養士として、プロサッカーチームの選手たちや車いすプロアスリートの栄養サポートに関わっています。彼らのように体を武器にして活動しているアスリートは、食べることも練習の一環で、いかに食べたものがその人をつくっているのかを、まざまざと感じます。“You are what you eat”（あなたは、食べたものでつくられる）といわれるとおりです。 前回のメルマガから、改めて今、みなさんが召し上がっている状況を見直していただきたいという気持ちでお送りしています♪今回も最後までお付き合いください☆ |
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『【女性必読】危険がいっぱい！「やせ」に潜むリスクとは!?』 |
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肥満の健康リスクと同様に「やせ」もリスクあり！ |
| “スリム＝美しい”という概念が、日本の女性の健康をおびやかしています。 その背景のひとつに、20代女性の摂取エネルギー量が、深刻な食糧不足に陥っていた戦後の都市部の人々の摂取エネルギー量よりも少ないという衝撃的な状態になっていることが挙げられます。 そして、「やせ」の指標となる体格係数（BMI）18.5未満の成人女性は、12.3％と過去最多となっている状況も、その背景に加えることができます。これは先進諸国の間では断トツで、特に20～30代の若い女性は、なんと5人に1人が「やせ」という状況なのです。 そんな危機的状況にあるにもかかわらず、“スリム＝美しい”という概念は、テレビやCM、雑誌などからの情報、低カロリー商品の普及などによって、痩せる必要のない人たちに対しても、さらに助長してしまっているように感じます。 肥満や生活習慣病など、太ることによる健康障害に注目が集まっているように見受けられますが、「やせ」による健康リスクに対しても、同じように問題視されていないことには危機感を覚えます。 今回は「やせ」がもたらす“スリム＝美しい”とはかけ離れた健康リスクを見直してみましょう。 |
「やせ」は“健康的な美しさ”とはかけ離れてしまいます! |
| まずは、ご自身の体格係数を確認してみましょう。計算方法は次の通りです。 ■体格係数（BMI）＝ 体重（kg）÷身長（m）÷身長（m） 判定方法は、やせ＝18.5未満、ふつう＝18.5～25未満、肥満＝25以上です。 「やせ」が深刻になると、体に必要な栄養素が不足している状態（低栄養）を招き、骨密度の低下や発育障害などを引き起こしてしまいます。また、美容に大敵な鉄欠乏性貧血を招きやすく、それによるだるさや疲れなどといった自覚症状も起きやすくなります。 また、若い女性や妊婦さんの低栄養状態は、低出生体重児が生まれるリスクを増やし、その子どもが将来、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の発症リスクを高めてしまう恐れがあることが分かっています。ということは、妊娠中だけでなく、妊娠する前からの適切な食生活が、将来の子どもたちの健康をつくる上でとても大切だということになるのです。 さらに“やせ願望”が深刻化すれば、「神経性食欲不振症（拒食症）」や「過食症」といった摂食障害を招きます。思春期から青年期などの若い女性に多く、摂食障害が慢性化すると、低血圧や不整脈などの健康障害を招いてしまいます。そして、無月経になると、ホルモンバランスが崩れ、骨粗しょう症や将来の不妊にもつながってしまうのです。 “健康的な美しさ“は、決して「やせ」ていることではないということを理解しましょう☆ なお、“スリム＝美しい”という概念が強い一方で、こんな調査結果もあります。 座ったり、寝ころんでいたりして過ごす「身体不活動」の時間が1日10時間以上ある人の割合は、20代女性で最も多く、運動習慣のある人の割合が少ないというものです。これでは、いくらスリムであっても、筋力が低下してしまい、将来寝たきりになるリスクが高まってしまいます。 BMIが「ふつう」であれば必要以上に体重を気にすることはやめ、むしろ無理なダイエットはやめましょう。そして、体重よりも“筋肉”に注目し、身体活動をしっかり行って、健康的な美しさをつくっていきましょう。 あなたの健康への道のり、応援しています♪ フレー！フレー！！！ |
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