世界が認める○○パワー!積極的に食べたいワケとは!?| すずみんの健康応援宣言!


 今回のテーマ

『世界が認める○○パワー!積極的に食べたいワケとは!?』


こんにちは☆
オーエム・エックスの管理栄養士のすずみんです。
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 今週のメルマガトピックス

・『世界が認める○○パワー!積極的に食べたいワケとは!?』


先日、日本における男性のがん発症数が、去年の胃がんを抜き、大腸がんが初めて1位になったと発表されました(国立がん研究センター発表)。女性では、1位の乳がんに続き、大腸がんが2位で、男女ともに大腸がんの発症数が増えています。

大腸がんが増加している原因には、平均寿命が高齢化してきているのに加え、食習慣の欧米化にともない、油脂の摂取量が増加していることや食物繊維の量が減っていることが大きく挙げられています。

腸は“健康の土台”ともいえる大切な器官であることは、メルマガをお読みくださっているみなさまはすでにご存知のことでしょう。そのため、腸をキレイに元気にしていくためのアプローチとして、今回はある食材をご紹介します☆
毎日のお食事にぜひ取り入れてくださいませ♪

『世界が認める○○パワー!積極的に食べたいワケとは!?』


 

減少している穀物からの食物繊維を効率よく補おう☆


冒頭でもお話したとおり、食習慣の欧米化にともなって摂取量が年々減ってしまっているのが「食物繊維」です。日本人の成人が1日に摂取する食物繊維の量は14g程度(2013年国民健康・栄養調査)。

60年前は20g以上摂取していたため、その頃から比べると6g以上も減ってしまっています。その中でも、特に穀物からの食物繊維の量が減っています。

穀物に含まれる食物繊維には、さまざまな病気のリスクを下げるチカラがあることが分かっています。例えば、全粒穀物を多く食べる人ほど、心血管疾患による死亡リスクや糖尿病の発症リスクが低いといったデータです。

さらに、その穀類の中でも特に世界から注目を集めている食材が ⇒ “大麦”。

大麦を用いたさまざまな研究報告により、アメリカやカナダ、オーストラリアなどの各国の公的機関では、大麦がもつ機能性の表示が認められています。日本でも、2015年度から始まった「機能性表示食品制度」によって、その表示を目にする日も近いでしょう。

早速、大麦がもつ機能性を確認していきましょう♪

 

世界各国で機能性が認められている食材“大麦”


腸をキレイに元気にしていくために欠かせない食物繊維には、不溶性の食物繊維と水溶性の食物繊維の2種類があります。どちらも大切な働きをもっているため、両方の食物繊維をバランスよく取り入れることが大切です。

玄米や雑穀などのほとんどの穀物には、特に不溶性食物繊維を多く含みますが、大麦は水溶性食物繊維を多く含んでいる特徴があります。

その量は、例えば、玄米100g中に不溶性食物繊維が2.3g、水溶性が0.7gであるのに対し、大麦100g中には不溶性が3.6g、水溶性が6.0g含まれています。つまり、不溶性は約1.5倍、水溶性になると約8.5倍にも及ぶ食物繊維が、大麦には玄米よりも多く含まれているのです☆

この大麦に含まれる水溶性食物繊維は「β-グルカン」という成分。β-グルカンは、腸の機能を維持したり、お通じを促したりするのはもちろんですが、血糖値やコレステロール値を正常化する働きもあります。

そのため、世界各国で次のような表示が認められています。

■ヨーロッパ(欧州食品安全機関)
 「食後の血糖値の上昇を抑える」「排便促進」

■韓国
 「正常な腸機能の維持」

■アメリカ、カナダ、ヨーロッパ(欧州食品安全機関)
 「心疾患のリスクが減る」


■オーストラリア、ニュージーランド
 「コレステロール値が低下」


これだけ世界各国でお墨付きをもらえる食材とは、すごいですね♪

そして、大麦のさまざまな健康効果を細かく見ていくと、そのほとんどは腸がつくり出している効果でもあることが分かります。

次回はその秘密を見ていきましょう。

お楽しみに♪
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