二日酔い後は○○をケアしてトラブル回避!|管理栄養士のからだケア研究室


 今回のテーマ

『二日酔い後は○○をケアしてトラブル回避!』


こんにちは!
オーエム・エックスの管理栄養士&お客さま担当の吉田です。
いつもメルマガをお読みいただき、ありがとうございます。

 今週のメルマガトピックス

・『二日酔い後は○○をケアしてトラブル回避!』


今週からぐっと気温が下がり、やっと冬らしい寒さがやってきましたが、雪や強風の
影響で、各地に交通の乱れや被害が出ています。

週末には、また強い寒波が来るとのことですので、しばらくは厳しい寒さが続きそう
です。

体調を崩さないよう、暖かくして過ごすことはもちろん、交通面でも十分注意してお
過ごしください。

『二日酔い後は○○をケアしてトラブル回避!』


 

お酒を飲むと便がゆるくなる?


お酒を飲んだ翌日などに、便が緩くなったという経験はありませんか?これはお酒に含まれるアルコールの約80%を腸が吸収することに関係しています。

アルコールは腸管に入ると、腸粘膜を刺激して荒らしてしまうため、腸管内での水分や電解質の吸収が阻害されてしまいます。その結果、きちんと吸収されなかった水分が、便となる内容物と一緒になり、便が緩くなってしまうことがあります。

さらに、アルコールは腸のぜん動運動を活発にするため、通常よりも便が腸の中を早く移動していまい、便の水分がきちんと吸収されずに排泄されてしまうことも、便が柔らかくなる要因と考えられています。

 

腸を意識して飲酒後のトラブル予防


このように、腸にとって刺激物となるアルコールは、一度に多く飲みすぎたり、頻繁に適量以上を飲み続けていたりすると、便通の乱れや腸内環境の悪化に繋がってしまいます。

お酒を飲んだ翌日は消化のよい食事にしたり、腸内環境を整える働きのある発酵食品をとったりして、疲れてしまった腸をいたわりましょう。

また、ビールやチューハイなどの冷たいお酒を大量に飲むと、腸が冷えて動きが悪くなるため、お酒はホットで飲むことがオススメです。

お酒を飲む際は、『ゆっくり飲むこと』、『適量を守ること』に加えて、腸や肝臓にも配慮した飲み方を心がけましょう。


《適量とされるアルコール量はこちら☆》
・缶チューハイ(アルコール度数5度) ……1.5缶(約520ml)
・ビール(アルコール度数5度)………………中びん1本(500ml)
・日本酒(アルコール度数15度)……………1合(180ml)
・焼酎(アルコール度数25度)………………0.6合(約110ml)
・ワイン(アルコール度数14度) ……………1/4本(約180ml)
・ウイスキー(アルコール度数43度) ………ダブル1杯(60ml)


つい飲みすぎてしまう方も多いと思いますが、その後のツライ二日酔いには特効薬などありません。翌日のトラブルを防げるように、飲み方を工夫しながら楽しくお酒を飲んでくださいね。


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