今回のテーマ |
『熱中症にご用心!』 |
こんにちは! オーエム・エックスの管理栄養士&お客さま担当の鈴木です。 いつもメルマガをお読みいただき、ありがとうございます。 |
今週のメルマガトピックス |
・『熱中症にご用心!』 |
暑い・・・暑いですね!! 今年の夏も暑くてたまりませんね・・・ 8月半ば、まだまだ暑い日が続きますが、暑さに負けず、思いっきり夏を満喫する為に熱中症対策をしっかりしましょう! 今月のメルマガトピックスは【熱中症にご用心!】です。 |
『熱中症にご用心!』 |
熱中症のメカニズム |
【熱中症のメカニズム】 熱中症とは、高温多湿の環境下で、 私たちの“身体が適応できないこと”で起こるさまざまな症状の総称です。 体温が上がると熱を逃がそうと皮膚の血管が広がります。 すると全身を流れる血液の量が減り、血圧が下がり、脳への血流が減少します。 その時、脳に十分な血液が送られず酸欠状態になり、めまいや立ちくらみ、意識を失うことがあります。 ↓ ↓ これが熱中症の初期症状、“熱失神”です。 体温が上がると、汗が出て、汗が蒸発することで、効率よく身体の中の熱を外に逃がし、体温を下げることができます。 汗をかいて体内の水分を失ったとき、十分に水分を摂らないと、“脱水状態”になります。この状態が続くと、全身倦怠感、吐気、嘔吐、頭痛などの症状が見られるようになります。 ↓ ↓ これを“熱疲労”といいます。 汗の中には、電解質が含まれており、汗をかくと水分だけでなく電解質も失われます。 汗で最も失いやすい電解質は血液中に最も多いナトリウム、つまり、塩分です。 そのため、汗をかいた時に水だけを飲んで塩分を補充しないと身体の中の塩分が不足してしまいます。 塩分は筋肉の収縮を調節する役割があるため、塩分が足りないと手足がつるなど、 筋肉のけいれんを引き起こすことがあります。 ↓ ↓ これをが“熱けいれん”です。 さらに進むと、それ以上汗をかくことができず体温が上がっていき、体温を調節する働きが追いつかなくなります。 体温が上がり脳に影響が及ぶと、倒れたり、意識障害をきたすことがあります。 ↓ ↓ これが“熱射病”といって40℃超の高熱が見られ、身体にとって非常に危険な状態です! こうなってしまう前に、食い止めなければなりません! 【熱中症を予防しよう!】 熱中症は正しい予防方法を知り、普段から気をつけることで防ぐことができます。 ●水分をこまめに摂ろう! のどが渇いていなくても、スポーツドリンクなどの塩分や糖分を含む飲料は水分の吸収がスムーズにでき、汗で失われた塩分の補給にもつながります。 出かけるときはいつでも水分補給ができるよう飲み物を持ち歩きましょう。 ●室内を涼しくしよう! 日差しを遮ったり風通しを良くすることで、気温や湿度が高くなるのを防ぎ、扇風機やエアコンで室温を下げましょう。 過度な節電や我慢は注意しましょう。 ●よく食べ、よく寝て、丈夫な体をつくろう! バランスのよい食事やしっかりとした睡眠をとり、丈夫な体をつくりましょう。 体調管理をすることで、熱中症になりにくい体づくりをすることが大切です。 ●熱を逃がしやすくしよう! 衣服は麻や綿など通気性のよい生地を選んだり、下着には吸水性や速乾性にすぐれた素材を選ぶとよいでしょう。 屋外では帽子や日傘をさすことで直射日光を避けることも大切です。 体に熱がこもらないように、涼しい格好をしましょう。 ですが 、体を冷やしすぎないことも大切です。加減が難しいですね。 【こんな人は特にご注意を!】 ●乳幼児 大人よりも熱中症にかかりやすいといわれています。 体温調節機能が十分に発達していないことや、背が低いことや 、ベビーカーの利用などで地面から熱を直接受けやすいためです。 また、乳幼児は自分の力で移動することや体の不調を自分の言葉で十分に訴えることができないため、暑さ調節がうまくできません。 汗や体温、顔色や泣き方など、赤ちゃん・子どもの様子を、まわりの大人が気にかけてあげましょう。 ●高齢者 高齢者の方は成人に比べ体内水分量の減少により脱水状態になりやすく、また温度に対する感覚が弱くなる為、室内でも熱中症にかかりやすいといわれています。 また高齢者は喉の渇きを感じにくいので、十分な水分の補給が必要です。 1日3回の食事時とおやつを食べるついでにコップ1杯の水分を摂ったり、飲み物を持ち歩いて、1日で飲み切るといったやり方で、のどが渇く前に、定期的な水分補給をしましょう。 乳幼児も高齢者も、周りの人が体調をこまめに気にかけて予防対策することが大切です! 【応急処置:もし熱中症かな?と思うような症状があったら・・・】 すぐに応急処置を行い、病院などの医療機関へ連れて行きましょう! 救急車を待っている間に、現場で応急処置をすることで症状の悪化を防ぐことができます。 1.まずは涼しい場所へ移動しましょう。 クーラーが効いた室内、屋外なら日かげに移動し安静にしましょう。 衣服を脱がし、身体を冷やして体温を下げましょう。 2.水分と塩分を同時に補給できる、スポーツドリンクなどを飲ませましょう。 ※嘔吐の症状 がある人や意識がない人には、誤って水分が気道に入る危険性があるので、むりやり水分を飲ませることはやめましょう。 熱中症は命に関わる危険な症状です。甘く判断してはいけません! 熱中症を予防して、元気に9月を迎えましょう! |
後書き |
私も7月中旬までは電気代を削る為に、夜は扇風機だけで過ごしていました・・・が! やはり暑くて夜中目覚めることが多くなり、冷房をつけて寝るようになりました。 冷房をつけると体を冷やしすぎてしまうので注意しましょう。 身体を冷やすと代謝が下がるので、寝起きに身体のだるさが感じられます。 最近、体がだるいという方はもしかすると身体を冷やしすぎているのかもしれません。 タオルケットをかけるなどして、冷えを予防し、体調管理をきちんとしていきましょう! |
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