肌や腸内環境を整える油脂を積極的に摂ろう(前編)| オーエム・エックス博士の知恵袋


 今回のテーマ

『肌や腸内環境を整える油脂を積極的に摂ろう』


こんにちは!
オーエム・エックスの社長 高畑宗明(農学博士)です。
いつもメルマガをお読みいただき、ありがとうございます。

 今週のメルマガトピックス

・『肌や腸内環境を整える油脂を積極的に摂ろう』


こんにちは!
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オーエム・エックスの社長 高畑宗明(農学博士)です。

これまで長い期間をかけて、読者のみなさまに腸や腸内細菌に関する情報をメルマガとしてお届けしてまいりました。その中で、多くの方々から「情報をまとめて読めたら嬉しい」というお声を頂戴してまいりました。

実はこのたびみなさまのお声にお応えして、講談社+α新書にて書籍を出版することとなりました。タイトルは『「腸内酵素力」で、ボケもがんも寄りつかない」です。世の中に出回る「酵素」のウソ・ホントの情報から、腸内細菌が作り出す多彩な酵素の力についてまで、情報満載の一冊になっています。

発売開始は2月19日(木)です。すでにAmazon等でも予約が始まっています。ぜひ、以下のリンクをご参照いただき、ご一読いただけますと幸いです!

「腸内酵素力」で、ボケもがんも寄りつかない (講談社+α新書)
高畑 宗明 (著) 2015年2月20日(金)発売予定 新書
907円(税込)送料無料
ご購入はこちら(amazon.co.jpへリンクします)
http://www.amazon.co.jp/dp/4062728745/


今月は書籍の中から、油脂と腸の関係についてお届けいたします。

『肌や腸内環境を整える油脂を積極的に摂ろう』


 

油脂(油)は細胞の成分やホルモンの材料になります


肌が乾燥する、シワが増えた、ニキビや肌荒れが気になる、生理不順が起こる。こうした悩みを抱えている場合、良質な油脂の摂取が不足しているのかもしれません。

油脂(油)と聞くと「太りそう」「健康に悪そう」と感じる方も多いかと思いますが、実は、油は私たちの健康と深い関係があります。

栄養の話をする際に、私たちの食生活にかかわる油は「油脂」と表現されます。さらに細かくは、常温で液体のものを油、個体のものを脂肪といい、合わせて油脂といいます。

油脂は、五大栄養素にも含まれる必須の栄養素です。この油脂をかたちづくっているのが、脂肪酸と呼ばれる成分です。脂肪酸は体のエネルギー源になるとともに、細胞の成分やホルモンの材料にもなっています。

このように体に欠かせない油脂ですが、実は摂りすぎると体に炎症を起こしてしまうタイプと、炎症を抑えるタイプの油脂があります。

 

オメガ6系脂肪酸の過剰な摂取には要注意


近年、食生活の変化によって、ファストフードや加工食品を口にする機会が増えています。また、惣菜などの調理の際にも揚げ物が増え、その際に多くの油(油脂)を使うようになりました。
ファストフードや加工食品の油脂に含まれている主な成分は、オメガ6系と呼ばれる種類の脂肪酸です。もちろん、オメガ6系脂肪酸は細胞の成分のひとつでもありますので、必ず摂取しなくてはなりません。

しかし、欧米化された食生活においては、オメガ6系脂肪酸の過剰摂取が危ぶまれているのです。オメガ6系脂肪酸が多すぎると、体に炎症を起こしてしまい、肌荒れの原因になります。また、腸内細菌のバランスの乱れの原因にもなるので、それがまた肌荒れに拍車をかけます。
外食が多いとなかなか難しいかもしれませんが、揚げ物はさけるなどして、オメガ6系脂肪酸の食用油(紅花油やコーン油)の摂取量を減らしていきましょう。
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