活性酸素はどうして悪い??|管理栄養士のからだケア研究室


 今回のテーマ

『活性酸素はどうして悪い??』


こんにちは!
オーエム・エックスの管理栄養士&お客さま担当の吉田(よしだ)です。
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・『活性酸素はどうして悪い??』


9月に入り、暑さも落ち着いて過ごしやすい日が増えてきましたね。

真夏に比べると紫外線の量も少なくなってきましたが、肌トラブルを防ぐためには油断は出来ません。

紫外線が招く肌トラブルには『活性酸素』が大きく関わっています。

今回は生活の中で発生しやすい活性酸素についてご紹介します。

『活性酸素はどうして悪い??』


 

活性酸素ってどうして悪い?


世間で悪者のようにいわれている活性酸素とはどのようなものなのでしょうか。

実は私たちの呼吸によって取り入れられた酸素のうち、約2%は体内で活性酸素になるといわれていて、ウイルスや細菌、有害物質を攻撃して体を守ってくれる、大切な働きをしています。

しかし活性酸素が多くなると健康な細胞まで攻撃してしまうため、シミ・シワなどの肌の老化や生活習慣病、ガンなどの原因になるといわれています。

活性酸素を発生させる原因は呼吸からだけではありません。食事や紫外線など、生活のさまざまな要因によって発生されるため、私たちは活性酸素のリスクと向き合って生活をしていかなければいけません。

≪活性酸素が発生する生活シーン≫
・スポーツなどで大量の酸素を消費したとき
・放射線や紫外線を浴びたとき
・自動車などの排気ガスを吸ったとき
・超音波や電磁波にさらされたとき
・タバコを吸ったとき
・アルコールを飲んだとき
・精神的なストレスを受けたとき


など


 

腸内環境の悪化が活性酸素を増やしてしまう!


上記以外の活性酸素の発生原因には、腸内環境の悪化も挙げられます。

腸内環境が悪化すると、悪玉菌が有害物質を大量に発生します。そしてその有害物質を無毒化するために活性酸素も発生しますが、増えすぎてしまった活性酸素は腸の細胞まで傷つけてしまいます。

さらに、腸内の悪玉菌が発生させた有害物質は、血液を通じて体全体にまわってしまうため、その有害物質を無毒化しようと、体のいたるところで、活性酸素が発生してしまいます。

このように腸内環境の悪化が、腸の中での活性酸素の発生を引き起こすだけでなく、体中で活性酸素を発生させて細胞を傷つける原因にもなるのです。

活性酸素の発生を防ぐためには腸内環境を整えることが効果的ですので、善玉菌を元気にする発酵食品や乳酸菌を意識して生活の中にとり入れていきましょう。

次回は活性酸素を防ぐ方法について具体的にご紹介します。

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