活性酸素が増えすぎないためには??|管理栄養士のからだケア研究室


 今回のテーマ

『活性酸素が増えすぎないためには??』


こんにちは!
オーエム・エックスの管理栄養士&お客さま担当の吉田(よしだ)です。
いつもメルマガをお読みいただき、ありがとうございます。

 今週のメルマガトピックス

・『活性酸素が増えすぎないためには??』


昨日でシルバーウィークも終わりましたが、みなさまはどのように過ごされましたでしょうか。

今年は前回から6年ぶり2度目のシルバーウィークで、次回はなんと11年後だそうです。

数年に1度の楽しみとして定着しつつあるシルバーウィーク、次回が待ち遠しいですね。

さて、前回のメルマガでは、本来私たちの体を守る働きをしている活性酸素は、増えすぎると細胞の老化や生活習慣病のトラブルになってしまうということをお伝えしました。

今回は、『活性酸素を除去する方法』と『活性酸素を発生させない方法』についてお伝えします。

『活性酸素が増えすぎないためには??』


 

体の中の活性酸素を減らすには?


私たちの体の中には、活性酸素の攻撃から体を守るための“抗酸化力”が備わっています。

体内ではSOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)、カタラーゼ、グルタチオンパーオキシターゼなどの「抗酸化酵素」が活性酸素を無毒化する働きをします。

しかし体内でこの抗酸化酵素を作る力は40歳前後から低下することがわかっています。

そこで年齢と共に少なくなってしまう抗酸化酵素の働きを助けてくれるのが、食事などから取り入れることが出来る「抗酸化成分」です。

「抗酸化成分」には、ビタミンCやE、カロテンやポリフェノールなどのファイトケミカル(※)、グルタチオンなどがあり、体内で抗酸化酵素と協力して、活性酸素を除去してくれます。

※ファイトケミカル…植物の色素や香り、辛み成分などに含まれる抗酸化成分

≪抗酸化成分を多く含む食材≫
バナナ、かぼちゃ、人参、トマト、ショウガ、ニンニク、大豆、アボカド、ベリー類など

 

活性酸素を発生させないことが一番!


発生してしまった体の中の活性酸素は、抗酸化酵素や抗酸化成分で除去することが出来ますが、一番は『活性酸素を発生させない生活』を心がけることが大切です。

そのためのポイントは次の通りです

≪活性酸素を発生させない生活のポイント≫

●過度の飲酒に気をつける

●タバコの本数を減らす

●リラックスした時間をとる

●しっかりと睡眠をとる

●バランスのとれた食事をとる

●毎日の排泄を習慣づける

●ストレスを減らすことを心がける

これらのポイントを意識して生活することは、活性酸素の発生を防ぐことはもちろん、腸内環境を整えることにも繋がります。

前回お伝えしたように、腸内環境の悪化は体全体で活性酸素を発生させる原因になりますので、活性酸素対策には腸内環境を整えることがとても重要です。

今回ご紹介したポイントを参考にして、本来私たちの味方である活性酸素と上手に付き合っていきましょう。

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