歯周病の予防法はたったコレだけ!|管理栄養士のからだケア研究室


 今回のテーマ

『歯周病の予防法はたったコレだけ!』


こんにちは!
オーエム・エックスの管理栄養士&お客さま担当の吉田です。
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・『歯周病の予防法はたったコレだけ!』


厚生労働省の歯科疾患実態調査によると、近年子どもの虫歯は減りつつありますが、大人では子どもの頃治療した歯の二次う蝕(再発むし歯)が増えるため、成人の虫歯は改善が見られていません。

さらに、大人になると定期的な歯科受診が減るため虫歯や歯周病の発見と治療が遅れてしまう場合が多いのです。

今回は、どの年代にとっても大切な歯周病予防についてご紹介します。

『歯周病の予防法はたったコレだけ!』


 

当たり前だけど、最も大切なこと


歯周病の予防方法は『しっかり歯を磨くこと』です。当たり前のことですが、実は上手く磨けていない方も多いのです。何となく習慣だから磨くのではなく、歯の1本1本を見ながら丁寧な歯みがきを心がけることが大切です。

下記に歯ブラシ選びと歯のみがき方についてご紹介させていただきますが、これらは一人ひとりの歯並びや歯の大きさ、歯肉の状態によって適するものが変わってきます。
そのため、万人に適したものではありませんので、確実に自分に合うものを知りたい場合は歯科医院で相談しましょう。

 

歯ブラシ選びと歯みがき方法


●歯ブラシ選び

【硬さ】
歯ブラシの硬さには、かため、ふつう、やわらかめの3種類がありますが、口腔内の状態に合わせて使い分けましょう。

《かため・ふつう》
かための歯ブラシの方がプラークをしっかり落とせます。
しかし、歯茎を傷つけてしまう可能性があるため、磨き方には注意が必要です。

《やわらかめ》
歯茎が腫れていたり、出血が見られたり、歯みがき時に痛みがある場合は、やわらかめの歯ブラシを使いましょう。慣れてきたらふつうの硬さに変えていきます。


【毛先】
毛先は、歯と歯の間の汚れも落としやすい“テーパー状”と呼ばれる先端が細くなっているタイプがオススメです。


【ヘッド・柄部分】
ヘッドの大きさはコンパクトな方が細かいところも磨きやすくなります。そして、歯ブラシの柄の部分は、真っすぐでシンプルなもののほうが口の中で歯ブラシを移動させやすいです。



●歯みがき方法
歯に対して歯ブラシを45度の角度で当て、歯と歯茎の間の溝に、毛先を入れるようにして磨きます。歯1本1本を磨くように、横に1mmくらいの幅で小刻みに振動させながら磨きます。力強くゴシゴシ磨いてしまうと、歯の表面や歯肉を傷つけてしまうので注意しましょう。



●さらにプラスα
デンタルフロスは、30cmくらいの長さを使用します。歯と歯の間にゆっくりと糸を入れて歯茎に触れるまで糸は入ったら、歯の側面の汚れを絡め取るように前後に動かしながら、除々に上に持ち上げていきます。この動作を同じ場所で3回くらい繰り返し、他の歯間部も同じように行っていきます。


自分ではしっかり磨けているつもりでも、磨きが足りない部分や磨きにくい部分があります。今回ご紹介したものを参考に日々のセルフケアを行うことはもちろん大事ですが、定期的に歯科医院を受診することも大切です。

80歳までに20本以上の歯を残すこと、いつまでも食事をおいしく食べることができる口腔を保つことを目標に、毎日の歯みがきを見直されてみてはいかがでしょうか。


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