第4回 『体重から分かること:その2』 | すずみんの健康応援宣言!

こんにちは! (株)オーエム・エックスの管理栄養士“すずみん”こと 宗 鈴美です! 明日は4月29日、昭和の日。 そして、来ました、ゴールデンウィーク!!! みなさまはどのように過ごされますか? 海外に行かれる方も、のんびり家で過ごされる方もさまざまでしょうね! 私は久しぶりに帰郷します!美味しいものをたくさん食べる予定です! ――――――――――――――――――――――――― ◆ 第4回 「体重から分かること:その2」 ――――――――――――――――――――――――― ◎ 痩せていても太ってもいて良くない!あなたにピッタリの体重は? ◇ 目標となる体重を知りましょう! 体重は、自分のからだの状態を確認できる大切なバロメーター。 だからといって、ただ単に体重を測ってもつまらないし、続けられない・・・ そうです、ちゃんと目標となる体重を「知ること」が大切! 今日は、あなたの適正な体重を確認しましょう! ========================= 「体重」 多くの人が気になっているのではないでしょうか。 前回のメルマガでも、体重を測ることであなたの「体格」が分かり、 痩せていても、太っていても、どちらも良くないということをお伝えしました。 それは、体になんらかの不調が生じるリスクがあることを示すからです。 そのリスクを減らすためには、あなたの適正な体重を知る必要があります。 それには、健康的な体重として「標準体重」が用いられ、その計算方法があります。 早速、計算してみましょう! 標準体重(kg) = 身長(m) × 身長(m) × 22   例)身長160cmの場合   標準体重(kg) = 1.6(m) × 1.6(m) × 22 = 56(kg) ここで出てきた「22」という数値。 これは、日本人の私たちが一番病気にかからないという 研究結果から導きだされたものです。 この計算で出た体重の前後10%は標準体重に入り、 自分にあった体重の目安が確認できます。 この例の場合、56kgの前後10%は50~61kgとなり、 これが身長160cmの人の標準体重の範囲となります。 あなたの体重は、標準体重の範囲に入りましたか? ただし、ここで注意してほしいことがあります。 この標準体重。 計算してお分かりになったと思いますが、これは自分の「身長」から計算しています。 要するに、あなたの「身長」に合った体重ということなのです。 同じ身長でも、きゃしゃな体型の人もいれば、がっちりとした体型の人もいますよね。 また男性も女性もおなじ計算方法をつかいます。 そこで、思い出してほしいのが、あなたの20歳の時の体重です。 なぜなら20歳で体はほぼ完成をむかえるからです。 その後に増える体重のほとんどは、アスリートのように 激しい運動できたえなければ筋肉では増えず、脂肪で増える場合がほとんどです。 もしも今の体重があなたの標準体重の範囲でも、 20歳のときの体重が今よりも少ないならば、 20歳のときの体重に近づけるほうがよいということも言えます。 また、20歳のときの体重が標準体重よりも重く、肥満傾向にあったならば それは標準体重に近づけるほうが健康的であるということも言えます。 標準体重を知って、そして体重を毎日測って確認していく。 ぜひ、一日一日の体調の変化に敏感になっていってほしいと思います! そしてそのうち、標準体重の範囲の中でも、なんか調子がいい!と思える 自分にピッタリ合った体重が見つけられると思います。 標準体重を知ること。自分の体重を見つめ直すこと。 健康な体づくりへの大きな一歩です! 一緒に頑張っていきましょう!応援しています! フレー!フレー!!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・●○● 【編集後記】 現在の若者は、標準体重よりも少ない人が多いです。 モデル体型を望み、成長期の真っただ中である中学生・高校生の間でも ダイエットが流行りのようになり、必要のない人も体重を減らす傾向が見られるのは 正直問題だと思っています。 その時の良さではなく、長い目で見たとき、ずっと健康でいられることが 何よりも大切だと信じます。 違った角度からの話ですが・・・ 当社もその時だけでなく、皆さまから長く愛され続ける会社であるよう、 一層頑張っていきたいと思っています! どうぞよろしくお願いします!