第16回 『熱中症にご用心!』 | すずみんの健康応援宣言!

こんにちは!
(株)オーエム・エックスの管理栄養士“すずみん”こと、宗 鈴美です!

7月ももうすぐ終わって、8月がきます!
ますます夏本番!!

この暑い中でも、子供たちは夏休み中で、
元気いっぱいに過ごしているところを目にします。

みなさまも元気に過ごせていますか?

======================
  第16話 『熱中症にご用心!』  
======================

 暑い夏!家の外でも中でも、熱中症にはご用心!
 

暑い夏。
日本の夏は、暑さに加えて湿度も高いから、不快感がありますね。
ジメジメ、アツアツ・・・

それでも、まぶしい日差しが、町並みをキラキラと輝かせて
気分までも楽しくしてくれます!

しかし、今年の夏は暑すぎ!
全国的に、熱中症で病院に運ばれている人が多数!

元気な夏を過ごすために、家の外でも中でも、熱中症にはご注意ください!

==========================

 
 熱中症とは!?日射病!?熱射病!?


熱中症とは、湿度と温度の高い環境の下で、
水分不足によって起こる体の適応障害のことをいいます。

症状としては、
 ↓
【軽度】 手足のけいれんや失神(数秒間程度)
 ↓
【さらに悪化】 めまい、疲労感、吐き気、嘔吐など
 ↓
【重度】 意識障害、過呼吸
 ↓
【重篤になると・・・】 死に至ることも・・・


そして熱中症は、日射病と熱射病の総称のことをいいます。

「日射病」は、直射日光に当たって、こういった熱中症の症状が起きるものを指し、
「熱射病」は、高温多湿の環境でおこる熱中症の症状を指します。

熱中症は、屋外はもちろん、室内でも起こるので注意が必要です。


 熱中症の原因は!?


暑いと汗をかきますよね?
この汗をかく仕組みは、体から熱を奪って、体温の上昇を防いでいます。

しかし、かなり暑い環境の中にいると、この仕組みがうまくいかなくなり
体温の調節ができなくなって、体温が上がり過ぎてしまいます。
そうなると、熱中症が起こってしまうのです。


 熱中症を予防しよう!


熱中症の予防は、直射日光を避け、
そしてなんといっても、こまめな【水分補給】です!

この水分補給が、体温の上昇を防いでくれます。


さて、どんな水分を補給すればいいのでしょうか?
 ↓
それは、運動量によって違います。

【運動量が少ない場合】 → 水やお茶で補給
【運動量が多い場合】 → 少し薄めたスポーツ飲料で補給

汗をかくと、塩分といったミネラルが失われるため、
運動量に合わせて飲むものを変えると良いです。

ただし、スポーツ飲料は、ミネラルが含まれていますが、
糖分も多かったりするので、かえってのどが渇く場合もあります。
一度に大量の汗をかく運動をした場合に、“薄めた”スポーツ飲料を
お薦めしたのは、こういった理由からです。


 食事からも熱中症予防!?


食事からも、熱中症予防へと繋がるものがあります!

それは・・・
 ↓
【夏に旬を迎える野菜や果物】といった食材!
 ↓
キュウリ、トマト、なす、冬瓜、スイカなど・・・

水分をたっぷり含み、体の熱を上手に取り除いてくれるので、
積極的に食べましょう!
(ただし、食べ過ぎはかえって体を冷やしてしまうのでご注意を)


是非、こまめな水分補給を心がけながら
熱中症を予防して、元気に8月を迎えてください!


あなたの健康への道のり、応援しています!
フレー!フレー!!!

======================■□■

【編集後記】

以前は、水分を摂るにも、何か味がついていないと飲みにくく、
麦茶をメインに飲んでいました。
しかし、最近では、水がほとんどです!
おいしい水が一番!

次回は、水分のお話をします!
お楽しみに!