暑い日は、やっぱり汗をよくかきますから、喉が渇きます。
しかし、冷房で管理された快適な場所にいると、汗もかかないので
特に喉が渇かないという人も多いのではないでしょうか。
冷房の効いた部屋は、実は乾燥していますので、
知らず知らずと、水分が失われているのです。
大切な水分、しっかり確保するために、1日の目安量を確認しましょう!
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体の水分ってどのくらい?
私たちの体に不可欠な水分。
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その割合は体重の60%!
赤ちゃんは80%が水分。
そして、年齢とともにこの割合が減っていきます。
この水分は【体液】と呼ばれ、
2/3は、細胞の中にある「細胞内液」、
1/3は、細胞の外にある「細胞外液」と呼ばれます。
体の水分の働きって何!?
水は栄養素ではありませんが、体の中でとても大切な働きをしています。
栄養分を運んだり、血液やリンパ液の成分として
さまざまな物質を運んだり、不要なものを取り除いたりしています。
さらには、汗。
熱くなった体温を下げるために、汗をかいて
一定の温度になるように調節しています。
また、皮膚の乾燥を防いだりするにも水分は大切な役目を果たしています。
ですから、お肌の老化防止にも水分は大事なのです!
1日にどのくらいの水分を失っているの!?
私たちの体の水分は、ある程度一定に保たれるように
汗や尿の量を増やしたり減らしたりすることで、常に調整されています。
また、唾液や胃液などにふくまれる水分は、
体でさまざまな代謝に使われた後、再度吸収することで、リサイクルされています。
それでも、水分は便や尿から排出され、皮膚や呼吸から蒸発しています。
その量は1日に・・・
↓
● 便から → 100ml
● 尿から → 1000~1500ml
● 皮膚から
→ 500~1000ml
● 肺から
→ 300ml
合計1900~2900mlを失っているのです。
ですから、毎日しっかりと水分補給をしなければいけません。
どのくらい水分をとればいいの!?
これだけ水分を失っているのだと思うと、
やっぱりちゃんと補給しなければ!と思いますね!
暑いこの季節は、たくさん失っています。
よく1日1.5~2リットルは飲みましょう!と言われ、
耳にしたことのある方もいらっしゃるかもしれません。
その目安量でいいと思います!
もう少しちゃんと説明すると・・・
↓
↓
必要な水分の量を計算する方法は何種類かあります。
↓
●1: 食べた量(kcal) = 水分量(ml)
例えば、1日2000kcal食べたら、2000mlの水分が必要というもの。
●2: 1日の必要水分量(ml) = 体重(kg)×30~40ml
例えば、体重50kgの人の場合、50kg×30~40ml=1500~2000mlとなります。
(運動などで汗をかくと、その量に応じて変えていきます)
これらの水分量というのは、食材に含まれる水分量も含めて、最低確保してほしい量を指します。
食材に含まれる水分から、1000ml程度とれるとも言われますが、
なかなか確認することは難しいです。
人それぞれ食べるものは違いますので・・・
そういった食材からの水分量の把握を無視して、
「1日1.5~2リットル飲みましょう!」ということです。
水分が少ないな・・・と思っている方は、
まずは“最低”1リットルは飲むように心がけましょう!最低ですよ!
しっかり水分補給!
今の時期は、特に大切です!
あなたの健康への道のり、応援しています!
フレー!フレー!!!
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【編集後記】
私は夏になると、どうしても花火がしたくなります。
大きな花火を見るのも好きですが、
小さい花火を自分でするのが好きなんです。
ほんの少しだけでいいのです。
線香花火でもできれば十分満足!
夏だな~っと、エンジョイした気分になれる私の夏満喫術です!!