こんにちは!
オーエム・エックスの管理栄養士のすずみんです!
もうすっかり秋ですね!
自転車で通勤している私は、だんだんと寒く乾燥してきた
秋の風をきりながら、日々の季節の移り変わりを感じています。
食欲の秋で、ご飯がおいしい季節でもありますから、
いつでも美味しく、楽しく食べて、
風邪を引かないように気を付けていきましょうね!
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第51話 『どれだけ体を動かせばいいの!?』
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スポーツの秋!
【体を動かすこと】が、運動になるのです!
定期的に運動をされている方。
まったく運動をされていない方。
どちらの方も、運動は大切だとご存知のことと思います。
運動から受ける恩恵は、ご体感からも
そしてさまざまな研究からも明らか!
生活習慣病やがんの予防と改善・治療から、
心の病の予防や改善にも影響を与えています。
運動を取り入れるのが難しいと感じている方へ・・・
ちょっとした気持ちや考え方の切り替えで、
簡単なものに思われるかもしれません。
今日も、運動についてお話します!
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運動とは、体を動かすこと!
「運動」というと、
ジョギングやスポーツを連想しがちですが、
アスリートでなければ、体のための運動とは、
結局のところ ⇒ 【体を動かすこと】です。
これは、毎日の生活そのものを指します。
厚労省では、【体を動かすこと】を「身体活動」とし、
これを“生活活動”と“運動”の2つに分けています。
■ “生活活動”とは
→ 骨格筋の収縮をともなって、
安静時よりも多くのエネルギー消費があること
→ 日常生活での労働や家事、通勤・通学、趣味なども含まれます。
■ “運動”とは
→ 体力の維持・向上を目的として計画的・意図的に実施すること
ということは、ジョギングやスポーツのような運動だけが
身体活動ではなくて、例えば普段の生活で行っているような
床そうじや庭仕事、洗車や階段を使用する、子供と遊ぶ・・・
といったことも【体を動かすこと】なのです!
どれだけ体を動かせばいいの!?
厚労省が推奨している基準があります。
それが・・・
↓
健康の維持・増進のために、
「23メッツ・時/週」程度の運動をしましょう!ということです。
“メッツ(METs)”とは、運動強度の指標としてよく用いられるもの。
↓
これは、活動・運動を行った時に、安静な時の
何倍の代謝(エネルギー消費)をしているかを表しています。
例えば、“歩く:散歩”は2.5メッツの身体活動ですが、
これは安静時の2.5倍のエネルギー消費していることを意味します。
この運動量に活動時間をかけることによって、
その時間内の運動量(エネルギー消費量)が分かることになります。
先に伝えた、健康作りのための「23メッツ・時/週」は、
1週間に23メッツの身体活動をしましょう!ということです。
1週間に23メッツの身体活動って、どのくらいを指すの?
「メッツ」を本やネットで調べると、
いろいろな身体活動を表すメッツの値が確認できます。
この23メッツ・時/週の身体活動を、もし“歩数”のみで換算すると・・・
↓
毎日8,000~10,000歩を歩くことになります。
多く感じますか?
一気に8,000~10,000歩を歩くとなると
時間を割いて取り組まなければいけませんので、
生活スタイルによっては、難しく感じたり、億劫に思われたり
するかもしれません。
しかし、一日、万歩計を付けて生活をしてみてください!
家事をしたり、通勤をしたり、趣味や習い事をしたりなど、
それぞれの生活で、どのくらい歩いているかを確認してみましょう。
↓
そうすると、どれだけ不足しているのかが分かると思います。
その分だけ、決まった時間を設けて、歩くことを取り入れれば
良いということです!
ジムに通ったり、スポーツをしたりすることだけが運動ではないですから、
もしかしたら、30分、15分程度散歩すれば達成できる歩数かもしれません。
いつも行っているスーパーまで歩いてみたり、
エレベーターを使うところを階段にしてみたり。
そんなちょっとしたことで、活動量が増え、
1日8,000~10,000歩も難しく感じなくなるかもしれません!
違う見方でも考えていきましょう!
週当たり23メッツ・時は、1日当たり約3メッツ・時です。
これは、1時間1メッツの身体活動を3個行うことです。
1メッツ・時の身体活動とは・・・
■3メッツの強度の身体活動を20分間
⇒ 普通歩行、犬の散歩、床掃除、洗車、子供と遊ぶ
■4メッツの強度の身体活動を15分間
⇒ 速歩、自転車、介護、庭仕事、子供と遊ぶ(歩く/走る)
■6メッツの強度の身体活動を10分間
⇒ 芝刈り、家具の移動、階段の上り下り、雪かき
これらを1日3つ行うと基準を達成することになります!
いかがですか?
これなら、もっとイメージしやすいかもしれませんね!
いつ、どのくらいの継続時間で体を動かすのがいいの!?
「運動を始めてから10分以上経過しないと脂肪が燃えない」と
これまでに耳にした事はありませんか!?
↓
↓
実は、これは間違いなのです!
以前は、10分以上継続した運動をすることで、
体力の向上を目指したり、有酸素性運動によって
脂肪が燃焼されるまでかかる時間だと考えられていたりしたから。
でも現在は、生活習慣病予防と健康維持の観点からは、
細切れでも問題なく、できるだけ体を動かすことを心がけよう!
となっています。
ですから、1回5分の床掃除でも効果があるということです!
いつおこなっても、たとえ短い時間しかしなくても
それを全て合計して考えていいということです!
これならできそうな気になりませんか?
ぜひ、今の生活を見直して、少しでも動くことを取り入れていきましょう!
あなたの健康への道のり、応援しています!
フレー!フレー!!!
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【編集後記】
私の活動量は・・・
自転車通勤(往復20分程度)、ヨガ(週2回程度)、
ゴルフ(月1回程度))、テニス(最近再開しました)・・・
伝えている本人がイマイチですね。。。
面倒に感じて避けてしまうことをあえてやることが
活動量を増やすことなのでしょう!
楽をするのではなく、家事でも手を抜かずに
やっていくことを目指していきますっ!