第9回 『野菜って大切!その1』 | すずみんの健康応援宣言!

こんにちは!

()オーエム・エックスの管理栄養士“すずみん”こと、宗 鈴美です!

 

6月に入り、梅雨のシーズンがきました!いかがお過ごしですか?

太陽が顔を出しにくい季節で、気分がスッキリしないという人が今後多くなっていくかもしれません。

しかし食事をしっかりとって、元気よく過ごしていきましょう!

 

さて、私は植物発酵食品会社に勤めるだけあり、野菜が大好き!!!

その野菜の魅力を、今回から数回に渡り、お伝えしたいと思います!

日本だけでなく海外の野菜ネタも含め、発信していきますよぉ!

 

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◇◆◇  第9話  『野菜って大切!その1』  ◇◆◇

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◎ 野菜パワーが私たちの健康を担っています!

 

野菜って、なんとなく地味ですよね。

「今日の夕飯は野菜よ!」といったようなメインディッシュを飾ることはなかなかありません。

しかし野菜は、メインを引き立たせるための味や色、食感など、

食卓を輝かせるためには、なくてはならないものです。

でも、野菜のすごさは食卓の上だけではなく、私たちの体にとっても発揮しています!

 

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◇◆ 野菜の種類

 

野菜って、どのくらい種類があるのでしょうか。

 

現在、日本で栽培されている野菜の種類は、おおよそ150種類。

これは野菜名としての種類で、ハーブなど香料となる植物を野菜に入れたり、

品種の数も加えたりしたら、数えるのも困難なくらいあります。

 

たくさんの野菜。

大きく分けると、緑黄色野菜と淡色野菜に分けられます。

 

今回はそのうち、緑黄色野菜についてお話します!

 

◇◆ 緑黄色野菜

 

緑黄色野菜とは、厚生労働省が「原則として、野菜100グラムの中に

カロテンが600マイクログラム以上含むもの」と定めたものです。

人参やほうれん草など色の濃い野菜に多く、

トマトやピーマンなどその基準に入らなくても、

一回に食べる量が比較的多いものは緑黄色野菜の中に含まれます。

 

その緑黄色野菜に多く含む【カロテン】。

 

これは、カロテノイドという天然に存在する色素の種類のことです。

人参のオレンジ色、トマトの赤色は、カロテノイドになります。

 

このカロテノイドにはいろいろな種類に分けられますが、

その中でも、緑黄色野菜に多く含まれている注目の栄養素が、【β(ベータ)カロテン】!

なぜなら抗酸化作用があるため、老化や生活習慣病、ガンの予防に活躍しているからです!

 

このβカロテンは、体内でビタミンAに変わります。

【ビタミンA】は、目などの粘膜を保護し、皮膚の健康維持を担い、

そして病気に対しての抵抗力を高め、ガンの抑制などの重要な働きがあります。

 

うなぎなど動物性の食品に多く含まれるビタミンA(レチノールといいます)は

摂りすぎによって起こる疲労感、皮膚の荒れなど、過剰症の心配が必要になります。

しかし野菜に含まれるβカロテンは、体が必要とする分だけビタミンAに変わるので、

過剰になってしまう心配がいりません。

すごい!えらい!かしこい!

 

このβカロテンは、油と一緒にとると吸収がよくなります。

そのため緑黄色野菜をつかった料理には、油を使って調理するのがおススメです!

(でも油の摂りすぎには注意してくださいね!)

 

 

緑黄色野菜は、もちろんその他の栄養素も豊富に含みます!

食物繊維、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、カリウム、鉄など。

そしてそれは、体の中でさまざまな大切な働きをしています。

 

食卓を彩る野菜!

そのパワーは、私達の健康になくてはならないものです!

しっかり緑黄色野菜を食べましょう!

 

 

あなたの健康への道のり、応援しています!

フレー!フレー!!!

 

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【編集後記】

 

恐るべき野菜!

私は、野菜抜きの生活なんて、考えられません!

皆さんはしっかり野菜を摂っていますか!?

野菜って大切!

次回は「その2:淡色野菜」についてのお話です。

お楽しみに!

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