第83回 『食べ方を変えてキレイ度をアップしよう』｜ すずみんの健康応援宣言！

体に必要な栄養素が足りていない状態は、
免疫力の低下や貧血、低血圧、不整脈などの問題につながります。
また女性では、妊娠をしたときに低出生体重児（2,500kg未満）を
産むリスクが高まります。

低出生体重児は、成人後に高血圧や糖尿病などの
生活習慣病を発症する割合が高くなります。
そのため、元気な赤ちゃんを産む大事な時期の若い女性にとって
無理なダイエットによる栄養不足はとても危険なのです。

美や健康のための食事が体の害にならないよう、
ヘルシーに食べてキレイに、格好よくなるお食事ポイントをお話します☆
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　こんな食べ方はダメ！


1日の食事量をエネルギー（カロリー）でカウントします。
ですから、体重管理をしている人は、
カロリー表示を見て、摂取カロリーを計算されているかもしれません。

しかし、体重が維持できるような適量なカロリーを摂取していても、
それと「栄養が足りている」こととは違うのです。

たとえば、こんな食べ方をしていませんか？
　↓　↓
■　主食を食べない
　ごはんやパン類、めん類などの炭水化物は摂らないようにしている。
■　主菜が少ない
　肉や魚、卵、豆腐は食べる機会が少ない。
■　野菜が少ない
　外食が多いなど、野菜をしっかり食べることができていない。
■　嗜好品が多い
　お菓子やお酒を飲食する機会が多い。
■　まとめ食い
　朝食を食べないなど、1日2食になっている。
■　食べるのが早い
　柔らかいものを好んで食べるなど、早食いになっている。

一つでも当てはまったら、美や健康のための食事が
体の害につながってしまっているかもしれません。


　ヘルシーに食べるには、「質」と「量」のバランスが大切☆


ヘルシーに食べるということは、
体に必要な栄養素を過不足なく取り入れるということです。
　　↓
どういう風に！？と思われるかもしれません。

ここで、ポイントになるのが、「バランス食」の考え方です。
食事の「質」と「量」をキープできる簡単な方法が
「主食・主菜・副菜」の3つのお皿をそろえる方法です。

これに、牛乳・乳製品や果物をプラスすることで
栄養バランスのとれた献立ができます☆

外食の際も、「主食・主菜・副菜」のそろった
定食スタイルの食事選びをしてくださいませ。


　バランス食にプラスして取り入れたいヘルシーポイント☆


上記のバランス食に加えて、さらにヘルシーな食事をしていくための
次のポイントもチェックしてみてください☆

■　野菜はサラダだけでなく温野菜も食べましょう。
　1日に必要な栄養素を取り入れるために、野菜は1日350gが目標です。
　サラダでは大量に感じても、野菜は加熱するとカサが減るので
　しっかり食べることができます。

■　味付けは薄めを心がけましょう。
　味付けの濃いお料理は、ご飯が進みませんか？
　ということは、主食を食べ過ぎる場合も。
　また、食塩の摂り過ぎは高血圧などの生活習慣病につながります。
　1日10g未満を目標にしましょう。

■　1日3回、しっかり食べましょう。
1日に必要な栄養素を取り入れるためには、1日3回の食事が必要です。
特に生体リズムを作る朝食は大切ですので、欠食なく食べましょう。

■　ゆっくり、よく噛んで食べましょう。
食事時間は、20分以上ありますか？
時間をかけてゆっくり食べると、血糖値の上がりが緩やかになりますし、
満腹感が得られやすくなります。またしっかり噛むことは、
消化の助けになり、胃や腸の負担が減らせます。
1口食べたら30回は噛みましょう。

■　お菓子やお酒はとり過ぎないように気を付けましょう。
間食は、1日の食事で補いきれないものを食べることが目的です。
カロリーだけで栄養をほとんど含まないお菓子やお酒ではなく、
果物や乳製品などを間食にすると良いですね。


　食べる順番を変えて、キレイ度をアップしよう☆


食べる順番も、健康と美のためにはとても大切な要素です。
おすすめの順番はこちら！
　　↓　↓
【1】　スープやお味噌汁などの汁物
【2】　食物繊維が豊富なサラダやおひたしなどの副菜
【3】　良質のたんぱく質を含む主菜
【4】　ご飯やめん類などの主食